プロが伝える 建築前の屋根選択
政府が平等を求めてGOTOキャンペーンなるものを来週から開催いたします。コロナ過で観光業が壊滅的な中、補助金を使って観光業や旅行業に係る人々に愛の手を差し伸べようとしていますが・・・今じゃなきゃダメなのか。
コロナがやはり広がる中に検査1つとっても政府のルールがあいまいな中、感染拡大が本当にどれだけ広がっているかをもう少しPCR検査のハードルを下げたらどうなのか? 国民全員に10万円よりも全員検査のがよかったのではないのか疑問ですよね!まあ、現実的ではないのは承知しています。 無理は承知で皆が安心できるのは皆無なのかと思います。
住宅を新築やリフォームをお考えのあなたに 屋根編
屋根は住宅で一番重要なところと言っても過言ではありません。本日は屋根の選択から機能について板金屋さん目線からお伝えいたしたいと思います。
屋根と言いましても瓦であったり鋼板製屋根であったり、はたまた防水屋根もありますがまずは特性からお伝えしたいと思います。
屋根の特性
昔からあるのが瓦屋根 特徴としては風に強い・通気性がある・破損しても交換が安易にできる。
鋼板製屋根 軽い・施工が早い・色の選択肢が広い 穴が開いたら屋根にもよるが部分的な補修は不可能
防水屋根 勾配が無くても施工できる・形状に左右されない 一度問題が起こると全面改修になる
やはりどの材料にとっても得手不得手は存在しています。 住宅の考え方にもよりますが太陽光を載せるのであれば鋼板製屋根が一番乗せやすくなります。
屋根勾配
瓦屋根は3寸勾配以上が原則
鋼板製屋根は、使う屋根の種類でどこまでも出来ます。
防水屋根ではどんな勾配でも施工可能ですがやはり得意なのは緩い勾配です。
弊社の得意な熱に対して
瓦屋根・通期性能からも熱に対しては一番効果が高いです。弊社が独自に調査した表面温度は65度がMAXでした。
鋼板製屋根・鋼板なので熱くなります。遮熱鋼板なるものがありますが表面温度は昔と変わらない75度MAX。
防水屋根・施工した瞬間は一番低い温度でランニングできると思いますが、緩い勾配では汚れがひどく熱源に成りMAX80度オーバーも調査の時に経験しています。
途中でもお書きしましたが屋根の二次用途においても選択肢は変わります。
美観や施工性なら鋼板製屋根が価格的にもお値打ちなのでは(住宅メーカーは勧めます・利益率と施工性)
細かいところを言うのであれば!すべての端部屋根下地を隠すように伝えておくと水が回って唐草裏が腐る恐れはありません(細かいことを聞きたければご相談ください もちろん無料でお答えいたします)
もし自分が家を新築するのであれば・・・なのを使うか!
板金屋さんですが一択で瓦屋根に致します。 通気性・メンテナンス性・美観 もちろん勾配を取らなければならないですが軽い瓦も現在は存在いたします。 最悪、自分でも直せることが良いのです。
今回、板金業界のプロとしてお伝えいたしましたが決して他の工法を批判するものではなく個人の意見ということをお理解いただき
随時更新してゆきますのでよろしくお願い申し上げます。
プロフィール
一級板金技能士・登録機関技能者・職業訓練指導員・一級遮熱施工管理士
有限会社 信田鈑金 代表取締役 信田健男