ポテンシャル

板金業界で約27年暮らしてきています。職人の世界は一生修業なのですが板金屋は、トイ・外壁・屋根・銅板・役物・加工物を現場に合わせて施工して雨水を家の中に入れないようにする業種です。 確かな経験と技術・空間想像力が重要になります。

 

27年に渡る板金業の中でこれだけは絶対に誰にも負けない技術は、雨漏りへの対応力です。弊社の施工させて頂いた物件は自信があり一昨年の台風が直撃し時・岐阜県で100ミリの雨が降ったとき・その他集中豪雨の時でも一軒も連絡が来たことはありません。

弊社施工以外の案件で連絡を頂き対応に苦慮することが多々あります。  何故なら、雨漏り対応は施工者の責任なのですが、1度でも触れると責任が触れたものへ変わるからです。自分が施工したのならアタリがつくのですが、自分が施工していないものに対し内部を想像して対応して行かなければなりません。 原因究明の放水テストは必ず行います。 

 

雨漏り対応で、言い切ることは出来ません。確証があっても水の流れる道が変わることにより、違うところが漏水する場合があります。決して自信があっても…。

ではなぜ雨漏りに対して自信があるかと言うと育てられて環境が関係しています。最近よく出てきますが豊橋市の株式会社 仲井での経験は板金人生を語るうえで避けては通れません。  当時専務、現社長  仲井雅弘氏が雨漏り対応を現場見習の自分たちにチャンスをくれ、状況・対応・漏れる知識を確実に自分の物にしてきなさいと言う教えが当時はありました。

正直、先輩たちがした失敗を自分たちが、見て・感じて・経験させて頂き、雨漏りの理論を隅から隅まで勉強し現在の自信に繋がっています。 

ではなぜ漏るのか、板金屋は一滴でもバケツ一杯でも雨漏りです。結露は違います。よくある状況はビスの打ち方による雨漏りや納まり上の施工不良、特筆するのがコーキングの増し打ち!雨が洩れるとコーキングを施工すれば何とかなるみたいな素人丸出しの考え方は辞めたほうがいいのです。原因が全く分からなくなります。臭いものに蓋をしても臭いのです(笑)

この原因追及から自分の納まりへの基本路線が明確にあります。だから漏れることが少ないのです、もう一つ言うなら捨て水切りを誰よりも重視しています。漏れているかもしれませんが室内に入らず外部に抜け出ていれば雨漏りではありません。二重の対応をしています。

住宅では漏れる箇所は大体同じです。怪しい箇所もほとんど同じです。何故なら、対応してきたところがほとんど同じ場所だからです。

人それぞれ持っているポテンシャルが違います。27年積み上げてきた信頼が現在を表しています。

明日は弊社の従業員のポテンシャルに目を向けてみたいと思います。