現実

競走馬は走る為に生まれてきています。

年間8000頭のサラブレットが生まれ競走馬として残れるのは約500頭と言われています。過酷な世界なんです。

普段、笠松の栗本厩舎に用事で行くと沢山の競走馬が出迎えてくれます。もちろんすべての馬を覚えているかと言えばそうではなく、気に入った馬は名前まで覚えますがそうでない馬は覚えることもありません。 でも可愛いですよ!

競走馬は細い足で500キロからある体重を支えています。その足で60キロくらいのスピードで走るのですから負担は絶えません。

現に栗本厩舎に伺えば、足にシップの貼ってある競走馬も見ることがあります。足元不安の競走馬もいます。馬だってギリギリの世界で生きているのです。地方競馬で言えばここでダメなら馬としては終わるのです。

 

先日、名古屋競馬場で行われた地方競馬グランダムジャパン古馬シリーズ(牝馬限定)秋桜賞で、1頭の競走馬が最後の直線で故障して予後不良(安楽死)になりました。 知っている競走馬であったために悲しくて悲しくて言葉になりません。競走馬の宿命なのです。

しかし問題はそこではなく、騎手を責めるコメントやオーナーを攻めるコメントが溢れている事です。

故障すると解っていてレースに出しますか?60キロで走る馬を操る騎手が最後の直線で追い出さない事がありますか?

勝ちに行くのが騎手の仕事ですが、ダメな場合でも馬の事を考えて騎乗するのが騎手です。

落馬した騎手に掛ける言葉でない事がコメントとしてあることに違和感を覚えます。

 

確かに笠松競馬や金沢競馬では怪しい事が起きています(笠松では3騎手と1調教師が引退・警察捜査 金沢競馬では騎手の飛び降り)

こんな時だからこそ言わせてください。

人気を決めるのはファンです。馬柱を見て・持ちタイムで判断したのがオッズとして反映されます。

馬の状態は、解らないままに賭けているんです。馬主は言います、出せと少々の事なら出せと!

調教師は言います!ダメな時は駄目と! 解からない時でも一着を獲ることもあるんです。

やってみなければ解りません。すべて結果なんです。

 

昨日のレースでも調教師や馬主を批判する人もいます、騎手を批判する人もいます。

でも言います。

みんな真剣なんです。生活が懸かっています。

馬は馬生賭けています。 結果がすべての世界で!

 

人間がつっくたサラブレット・エゴと言われるかもしれませんが現実なんです。

競走馬に癒されている自分には、結果は関係ありません。ただ大好きなだけです。

 

アークヴィグラス 絶対に忘れません。

トリウンファラ 大好きです。

オグリグラス 相棒です。