伝わる想い 繋がる技術

板金屋 

知らない方からは何屋さん?と聞かれることが多々あります。

板金屋とは主に建物の屋根・壁を薄い鋼板(ガルバ)を用いて雨から建物を守る職種なんです。

鋼板を用いない建物も雨押え部分では板金屋さんが活躍します。水切りという部分なんです

 

建物を建設するに辺り、雨のプロは板金屋と言っても過言ではありません。

板金屋1つで対応年数も変化してしまう職種なんです。

 

そんな板金業界には職業訓練校があります、岐阜県高等板金職業訓練校です

二年間で板金の技術・知識を基礎から学ぶ事が出来るんです!職種でこのような訓練校がある事は珍しいですよね。

建物を守る基礎から伝統の技術まで他種に渡る技術が存在する業界の精鋭達が学びに来ています。

 

そんな訓練校で4年前より指導員として参加させて頂き、訓練生と共に技術の向上を目指す自分ですが

先日も、技能検定講習指導員として参加させて頂いた講習にて元訓練生との講習は、再会を懐かしみながらの講習になりました。

訓練校を出て成長した訓練生は業界を担う宝です。自分が伝えた技術を目の前で披露してくれていました。

 

そんな中でも気に掛けていた元訓練生が講習に参加してくれていて、気持ちの面では号泣!!!

業界にいなくなっているのではないかと心配していたのです

訓練校時代では、誰よりも経験が無い事をカバーするために事業所に帰っても訓練校で行ったことを復習する

その事を言わずとして指導員が気付く位にめきめきと上達していく存在でした。

今でもそうですが!上手く作りたいから、どうしたら良いですか!と聞きに来た子はこの子だけです。

 

当時、板金が楽しいと言った此の訓練生!従就している事業所・経営者の方が大切に育てている環境が見えるんです。

 

目がキラキラ輝いている元訓練生を襲ったのは

結婚と子供を授かったばかりの楽しい瞬間・板金を楽しいと思う時間を一瞬で奪う重い病気でした。

訓練校に姿を現さない時間は、病院のベットの上で必死に治そうと治療に専念していたのです。

 

数か月後にその旨を聞いた時、板金業自体が無理ではないかと二人で話したことを覚えています。

しかし、現場だけではなく図面や拾い出しという事を出来る事・現場に出れるようになった時にこそ図面を勉強しておく事を

勧めた気がします。 

正直、会社の規模を聞いていたので、この業界では無理かなと思っていました。

決して技術的な事ではありません!高所・高温と過酷な現場状況は板金業には付きものなんです。

 

技能検定講習で再会した時には言葉がありませんでした。嬉しすぎて(o^―^o)ニコ

事業所の社長には感謝しかありません、此の訓練生を支えてくれていた事

板金を続けていてくれたことにも感謝しかありません!何故なら!!

指導員として訓練校で言い続けている事があります!

 

事業所が嫌になっても板金屋を嫌にならないでください(前〇敦子のセリフみたい)

業界から離れないでください!絶対に成長する業界だから。

 

講習終わりにもわざわざ挨拶に来てくれる元訓練生達

伝えた技術は本物になって来ています。ここ数年で最高の出来であることは全ての指導員が気付いています。

伝えた技術・繋がった想い

検定で証明してくださいね! 

指導員・まだまだこれからも精進して行きます。