状況変化が生み出す思考の改革。対応するのか施策しておくのか!

久しぶりの更新。

一昨年まで1日投稿にて発信してきました当ブログ…頭の中を整理する意味で小休止してきました。本日よりマイペースではございますが発信して行きたいと思います。今後とも温かい目と柔らかい思考で拝聴して頂けると幸いです。よろしくお願いいたします(o^―^o)ニコ

 

3人で運営してきました弊社もこの1年、私一人で運営してきました(力が足りないばかりで…。) 状況が一変するその瞬間は、想像するよりも過酷で、春先には3回ほど過労で倒れ(無事ですよー)皆様にご心配をおかけいたしました。打ち合わせ・現場対応・施工・事務全てにおいて自分1人で行った結果です、人のありがたみが肌にしみました。

 

弊社がお伝えし始めて早8年、断熱材や遮熱塗料での暑さ対策では現状の空間改革には希望の空間に程遠いコストとランニングが伴うと言い続けて参りました。それと伴うように電気代だけでなく全ての物の高騰が経営を圧迫し始めています。電気代で言えば10年前の倍迄高騰しています。

 

その対策(暑さ対策における節電)に企業として何か対策してきましたかと!企業担当者に問えば…!

ソーラーパネル    デマンドコントロール    遮熱塗料   大型空調機とお答えがほとんどです。

ソーラーパネル

下部の空間が涼しくなると思う考えは間違いで私共の知り合いの工場での実験(5000㎡)では全く変わらない熱環境と数値が示しています。又、クリーンなイメージがあるソーラーパネル…蓄電池で貯める(大容量)事が可能であれば尚よいのですが!欧米では処理に対するCO2排出は生産時の6倍と言われEUでは問題化されている事をご存じないのは、政府(日本)の世界に付いていけない遅すぎる環境対策そのものです。 業界をどう残すのかしか考えていない愚策。 世界に置き去りにされている現状(経済)を全てにおいて手遅れなのは皆が知る事実。

デマンドコントロール

30分の電力平均で尚且つ最大値で来年度の契約電気料を電力会社と契約する事と承知しています。企業の使用量や大きさで電力会社と割引率をしのぎ合い契約を締結すれば安くなった感はありますが実際に使用する電力は変わらない為、CO2削減やGHGプロトコル的にはどうなのかと思います。 作業環境や熱対策にはあまり意味が付いてこないと思います。

ソーラーパネル・デマンドコントロールに共通する事に、デマンドレスポンスがあります。電力の値段が高い一端は電気を大容量貯める事が出来ないので使用量を上回るように発電し続けている。発電量の76%は化石燃料に頼っている事が高騰の原因です。

大容量の蓄電池…夢ですね!

 

遮熱塗料

塗った年は効き目があった!なんてよく聞きます。屋根面に塗って? 工場の方が屋根の上で作業はしないですよね!環境改善を行いたいのは工場の中の事ですよね!て聞き返します。塗料が1番簡単な対応ですが数年たったら効き目が全くないと環境改善に本腰のオーナー様は相談に見えられます。本当に対応出来るなら車のボディーの内側にでも塗ればいいのに。数年で剥がれる塗料に意味があるのか不思議です。

 

空調機入れ替え新設

某自治体でも市内全体育館に空調機を新設していましたその額16億円!暑い空間にエアコン!夏の車の中を思い出してください、効いていますかエアコン、効いているのではなくて冷たい風にあたっているだけと思いませんか!それもあの空間すら完全に冷やす事すら出来ない事を。

熱さは天井面からくる輻射熱がほとんどです、空調機を入れ替えようと新設しようと冷たい風にあたっている人はその表面だけが涼しいだけで全く意味がありません。

 

対応と施策の違いは何ですか?

事が起こってする事こそ対応

事が起こらないようにする事が施策

約8年間言い続けている事は!

箱を変化させなければその箱は変わらない。外見に何かを載せても色を変えようとも表面だけで変わるなら皆がやるはずです。やっても変わっていないのが現状ではないですか!

箱の本質を少しだけ変えれば何を変えようと効果が絶大になる箱。 そんな箱をご提案できます。

 

板金業界もコロナや原材料高騰という波に押しつぶされそうですが、今の現状に対応する事よりも!今後を見据えて施策をした8年前、令和4年!遮熱事業が板金事業を上回り弊社としてのこの施策が間違いではなかったと証明されました。

事業的には成長が確実になった今年…社内的には施策がほころびた事を踏まえて考え直します。

 

遮熱施工された皆様へ

平素は格別のご高配を賜り誠にありがとうございます。皆様が信じて頂けたからこそ!その空間が実現しています。皆様からの暖かいお言葉や実績に対するお言葉が私共の力強い原動力となります。今後ますます精進し、皆様のお力に少しでもご協力できるよう全力でサポートさせて頂きます。 この場をお借りいたしまして御礼申し上げます。