皆さんは太陽が暑いと思いますか? 何を言っているのと思うかもしれませんが、太陽の熱は1℃たりとも地球に届いていないんです。
太陽のコロナは100万度とも言われていますが!!!でも届いていません。
輻射熱とは
遠赤外線の熱線によって直接伝わる熱の事。つまり、高温の固体表面から低温の固体表面に、その間の空気その他の気体の存在に関係なく、 直接電磁波の形で伝わる伝わり方を輻射といい、その熱を輻射熱という。太陽の自然な暖かさや、薪ストーブの熱なども輻射熱によるもの。 コトババンク引用
上記の様に太陽から届いているのは電磁波領域の遠赤外線であり遠赤外線が分子を振動させて熱を輻射させていると言うのが輻射熱である。
と言っても難しいと思うので!前回の復習としてもう一度状況確認します。
この寒い時期に日陰に体を置き日向に手を出せば手は暖かいですよね!しかしその場の気温は一緒なのです。
手だけに熱線が当たっているのです。その熱線が物にあたり、そのものから反射(輻射)して周りの物を暖める熱こそ輻射熱なのです。
近年、12月でも日差しの強さがなんて言われていますが日差しの強さという言い方よりも熱線の強さがのほうが伝わりやすいと思いませんか、光に熱はありません。(ここで言う光は可視光線で電球や蛍光灯、LEDは電気エネルギーを熱エネルギーに変えて光エネルギーを作っています)
この輻射熱で作られる空間の温度こそが皆さんが生活する空間の室温であったり気温であると言われています。
その現象を熱平衡と言われています。
次回は熱平衡についてお伝えいたします。