信田鈑金

環境対策 太陽光パネルだけでは意味が無い

先日、東京都が太陽光パネル設置義務化という条例を議論しました。

記事参照https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/236153?page=2

世界に追いつけとばかりにSDGSやGHGプロトコルへの批准を進める事はいい事であると思いますが!その政策、本当に議論がなされていますか?

ヨーロッパでは太陽光パネルを作る段階・廃棄する段階でのCO2排出は太陽光パネルで発電するCO2削減量の6倍と言われています。

蓄電池がもっと普及すれば意味がある政策とは思います。

 

再エネ賦課金

電気料金の項目の中に電気使用量に対して賦課金を支払っている事をご存じですか?

電気代節約の第一歩】電気料金の仕組みと計算方法を知ろう!|みんなの太陽光発電

毎年上がる電気代もそうですが!太陽光パネル発電者に支払われているのが賦課金です。太陽光パネルを設置している人に払われているのがこのお金です。

ただでさえ高い電気代なのに、ドンドン右肩上がりなんです。もしかすると今回の施策は発電業者が少なくなってきているのと設備の劣化や業者の廃業で集めた賦課金が行き場をなくす前に企業と政治の関係性から補助金や助成金を付けて太陽光パネルありきの考え方をお持ちであるならあさはかとしか言いようがありません。

 

本当の省エネ

生活が向上するにつれて生活環境に対する考え方がひと昔前に比べて変わってきました。

家庭内の事で言えばファブリーズなどの除菌剤系・住宅の事で言えば光触媒・24時間換気など建物を選ぶときには、冬暖かくて夏涼しい…。

しかし変わらないのは、住宅の断熱材なんです。

変わらない断熱材の家にいくら家の中の構造を変えたところで電力・ガスを使っての空間管理なら簡単かもしれません。

しかし電気代やガス代が高騰する今、本当の省エネはエネルギーを最小限でランニングできる住宅だと思います。

 

例えば夏の暑さは何で感じるのか? 

湿気が7割を占めています。

土壁が多かったその昔は、夏涼しくて冬暖かいが可能だったんです。(夏涼しいのは、土が湿気の調湿を得意・また熱を貯めにくい。冬暖かく感じるのは人間が外気に触れやすいので冬の寒さになれるからと言われています)

 

環境対策として太陽光パネルが手っ取り早いとお思いでしょうが蓄電池の無い発電は意味が薄いと言う事。

箱を変えないで中身ばかり替えていても時間とお金の無駄=考え方・建物を変えなければ意味が無い。

人に聞くよりも自分の体感で感じる方が信憑性が高い。

 

弊社の工場は遮熱工場です。約40畳…工場なので天井高4mの空間で10畳用の家庭用エアコン28タイプでランニングできます。

真夏38度の日に約24名(市会議員・岐阜市教育施設課含む)のセミナー開始13時から15時終了を開催し驚愕の体感をして頂きました。

冬の体感では、本来なら天井面から温かくなる事が常識だと思いますが!弊社では足元から温かくなる現実!写真参照

本当の現実です。1度体感しに来てください。本当の省エネお伝えいたします。

 

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