始めに!ソーラーパネルを屋根に乗せても暑さが遮られると思わないでください!多少はとお思いでしょうが環境は変わらないと結果が示していますし!防げるのであればもっと普及している筈です。
本日は視点を変えてお送りいたします。
脱炭素対策でクリーンエネルギーを推進していますがソーラーパネルを載せる方が増えています、一時下火になり色々な問題も皆さんが忘れていると思い、弊社が出会った問題を元にご提案させていただきます。
まずは屋根の種類を把握していますか?図面等あれば確認する事が出来ます。
折版屋根
主に板金(0.6~0.8板厚)で約20年前からガルバニウム鋼板での屋根が全盛で現在に至ります、注意するのがガルバではないカラー鋼板での屋根で錆びもそうですが物によっては穴が開く寸前まで劣化している物件も見られます。
錆びや穴もそうですが、補修をする前にソーラーを載せると補修が不可能になります。塗装や場合によってはカバールーフをお勧めします。
古い屋根に新品の金具を取り付ける事により錆びた場所から電食が起きやすくソーラーから一定の場所に雨水が落ち穴も空きやすくなります。 設計士さんに見ていただく事も良いのですが!屋根のプロ 板金屋におまかせください。
防水陸屋根
防水素材にもよりますが確実に防水層を確保してからではないと一番難しい工事であると思います。金具によってはアンカーを防水層に打ち込まなければならない為に問題が起こってからでは対応できません。
スレート屋根
この屋根に関しては先にお伝えする事があります。
改正大気汚染防止法令和3年4月に施行されておりレベル3におけるアスベストの対策施工申請が義務化されております。
本施行が令和5年と言われており準備期間ではあっても問題への対応は始まっております。
何が駄目なのか!穴をあけたり切ったりすることで粉塵をまき散らすことに問題があるわけで施工方法に対応を求められます。
スレートと書きましたがカラーベスト・外壁サイディング・ケイカル版・スレート本体!特に1999年以前の建材はこの問題に直面していると言っても過言ではありません。 aマークの確認できないものは検査対象であると言えます。
このスレート屋根にソーラーパネルを直に置くことも可能ですが対策出来ていない物件は施工よりも後日大変な事になりかねない事案が出て来そうですね! 調べてみたほうが良いですよ! クリーンエネルギーを求めて公害対策が出来ていなかったことにならないように!
脱炭素・カーボンニュートラルが世間を賑わし、CO2削減を企業が削減値を考え始め!政府主体の法律すら未だに付いてこないのに民間から主導しているこの現状を日本人として世界に恥ずかしいと思います。
脱炭素経営への転換への第一歩を弊社は一緒に伴走させて頂きます。
GHG対策・SBT対策はもうすでに始まっています。